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ROENTGEN STORIES
ROENTGEN STORIESROENTGEN STORIES
そういや私はラルクのCDやらDVDやら写真集の感想ってここに書いたことがないですね。
買ってはいるんですよ。
結構なヘビーローテーションで聴いたり見たりするんだけど。

でも、hydeに関してはデンパな感想しか書けないからな……。
まあでも『ROENTGEN STORIES』は、当然のように気に入りました。私のツボど真ん中だし。
前にhydeの世界は「アメリカンホラー」だと書いたら、アメリカンじゃないだろーと言われたことがあるんですが、私が言うアメリカンホラーって、まあスティーブン・キングなわけです。
hydeの世界って実は本当のヨーロッパ趣味じゃないんだよね。なんかスティーブン・キングとかアン・ライス、あと日本の少女マンガの世界なんだよなあ。
もうちょっと昔の耽美主義なアーティストとかって(美輪さま、金子國義、森茉莉、澁澤龍彦とか、要するに昔の大JUNEにもてはやされる世界だよ)もっと本格的にヨーロッパ文化に迫ろうとしちゃうでしょ。それに比べて今のhydeの路線は、ずっと「なんちゃって」だと思うんだけど、そこがいい。私は良い意味で言ってるんだけど、ものすごくとことんマンガ的なんだ。そこが好きだ。

日本のヴィジュアル系は多かれ少なかれそういう「えせお耽美」なところはあるのかもしれないけども、X-JAPANあたりだとまだそこらへんが、「体育会系」なのか「不良のロック」なのか「お化粧系」なのかはっきりしねーっつか、それも嫌いじゃないんだけど、体育会系ノリとごっちゃに少女マンガされると、洋楽ニウロマ系に比べてどうしたってちょっと食い足りないなあって部分も私はあったんだけど。
んー、つまり「お化粧系」しつつも「男らしさ」へのこだわりを捨てきれない気持ち悪さというか。私はそこが不満だった。
だから結構hydeのこの路線は、実はありそうでなかったヴィジュアル系なんですがね。
中性的な容姿は大前提として、マンガアニメ世代に育ったオタクセンスを持っていて、それを全面に出せる男。悪びれずに男が少女マンガできるという。そしてそれが売れちゃうっていう。
いい時代だ。
いや時代つっても、あんまり他にはいないけど、hydeほど条件が揃った生身の人間は(笑)
だから贅沢言わせてもらえば『ROENTGEN STORIES』はもうちょっと二階さんに潔さを求める。いや昔からかなりいい線行ってるけど、hydeという素材はまだまだいけるぞ!

ヴィジュアル系の基本アイテムは、「羽」だの「十字架」だの「薔薇」だのですが、それに加えて「花魁」「歌舞伎」な和風耽美イメージもあるじゃない。SHOXX的な(笑)
でもhydeはそっちに行かないで、歌詞やPVも自分をガイジン(のヒロイン/笑)の位置で世界を作るでしょう。
あれがトンデモ感が増していいなあと思う。それこそ萩尾望都世代少女マンガみたいで。
ありえないよそんな国!みたいな。そういう雰囲気がいい。
そこまでやってくれればもう本当に独特の「なんちゃって文化」ができて、架空のお花畑ができていいんだよね。地上にありえないパーフェクトファンタジーですわ。

一つだけ(でもない?)文句つけるとしたら、hydeって実はヴィジュアルロック系な化粧(顔は白塗り、目の回り黒いアイライン、みたいな)は似合わないと思う。あれは実は男の骨格のほうが迫力あるというかグロくていいわけで、hydeさんは言ってしまえばどこもかしこもあまり男性的ではない造りだと思うんで、できれば普通の女の子みたいな可愛いメイクにしてくんないか。それもギャル系ではなくて清楚系。そのほうが顔の美点が生かせると思うんだ!ね!
(いやそれ私の趣味だけどさ……)

ま、なんにせよ、奇跡の妖精さんが出現する時代に生きてて良かった。幸せ。

やっぱりデンパ漏れ警報が出ました。すんません。
|| 絶滅種ヴィジュアル系 | 23:19 | comments (0) | trackbacks (0) ||









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