2008.06.25 Wednesday
暑っ苦しいのが苦手な人は
私はどちらかと言うと、もともとは「男同士の熱い友情」系が苦手だったと、よくそう言っているのですが、私がいま熱をあげているあの俳優さんがですね、過去の出演作のほとんどの役(ほぼ90%)が、刑事かマフィア役という方なんである。
したがって彼を観ようとすると、必然的に男だけの世界というか、男同士のプライドと命を賭けた熱い、暑っ苦しい闘いを描く映画ばかり観ることになっちゃう。
んで、さんざんそのテのものを続けざまに観たあげく痛感したことは、やはり私はどうにもこうにも、そういうマッチョイズムでホモソーシャルな世界がきらいなんだなあ、と。
やー、アンディはカッコ可愛いけどね。映画の内容に感動もするんだけどね。やっぱ基本的に私は「女子供にはわかるまい」な世界がきらいだわあ。だって本当に理解できないんだもの。
だから、たぶん『オーシャンズ』を観なかったら、いまだに『ブラック・レイン』も『アンタッチャブル』も『ゴッドファーザー』も好きになれなかったんじゃないだろうかと自分で思う。
『オーシャンズ』だって、男だらけのチームもの、男の闘いっちゃ闘いなんだけど、全体的にノリが明るいというか、殺すの殺されるの言うてるわりには、おまえら本当は全然そんな気ないだろう!って感じのお気楽映画なんで、ウフフフキャッキャッと楽しめるんじゃないかなあ、と。
したがって彼を観ようとすると、必然的に男だけの世界というか、男同士のプライドと命を賭けた熱い、暑っ苦しい闘いを描く映画ばかり観ることになっちゃう。
んで、さんざんそのテのものを続けざまに観たあげく痛感したことは、やはり私はどうにもこうにも、そういうマッチョイズムでホモソーシャルな世界がきらいなんだなあ、と。
やー、アンディはカッコ可愛いけどね。映画の内容に感動もするんだけどね。やっぱ基本的に私は「女子供にはわかるまい」な世界がきらいだわあ。だって本当に理解できないんだもの。
だから、たぶん『オーシャンズ』を観なかったら、いまだに『ブラック・レイン』も『アンタッチャブル』も『ゴッドファーザー』も好きになれなかったんじゃないだろうかと自分で思う。
『オーシャンズ』だって、男だらけのチームもの、男の闘いっちゃ闘いなんだけど、全体的にノリが明るいというか、殺すの殺されるの言うてるわりには、おまえら本当は全然そんな気ないだろう!って感じのお気楽映画なんで、ウフフフキャッキャッと楽しめるんじゃないかなあ、と。
じゃあhisuiの永遠のベストムービー『スター・ウォーズ』はどうなんだよ、と。あれこそ男同士の熱い闘いな世界じゃん?と思われる向きもあるでしょうが、あれはねえ、エピソード4から始まってますからね。
主人公のルークは希代の助けてちゃんですから。
「ベン助けて!」「レイア助けて!」「父さん助けて!」だけで最後まで乗り切ってしまったという、ジェダイ史上最強の助けてフォースを持つ男ですから。
アナキンが息子と同じくらい助けてちゃんだったら、オビも絶対ほだされて、彼はダークサイドに堕ちることもなかったろーにのう……。
いや、話が逸れた。
まあだから、私はもしエピソード1から入っていたら、たぶんここまで人生どっぷりSWにははまっていなかったんじゃないかなーと。やー、どっちにしろアナキンカッコいい!師弟萌え!とかは言っていただろうけど(笑)
男が親友のために命を賭けたり、仲間のためにプライドをかなぐり捨てて土下座したり、おやかたさまの仇を倒すため全員で討ち入りしたり、なんかそういう映画はねえ、やっぱ基本的に男のためのものだと思う。少なくとも私のためのものじゃあないな(笑)もちろん、そういうのが大好きな女性もいるだろうけども。
私は、そういう世界を素で見ると、つい自分の中の女な人格がシラーっと醒めてしまいそうになったり、反発を覚えてしまいそうになったりするんです。
だからたぶん、視点をずらして腐萌えして観るくせがついているのではないかのー。
腐女子嫌いな方から見ると、なんで腐女子ってのはいちいち男の友情を変な目で見るんだよ!とか、なんで女って何もかも恋愛に変換しないと理解できないの?って感じで腹立つ習性なんだろうけども、そこらへんは、男性には、いや、やおらーじゃない人たちには、理解できない複雑な歪みがあるんだよ、たぶん(笑)
生きている限り、現実ではどこかでそんな歪みを抑えて、折り合いをつけて暮らしていかなきゃいけないでしょう?だからせめて架空の幻想を求めるんじゃないだろうか。
私が、美少女な男が好きなのも、「どこかにそういうマッチョな性格じゃない男がいてもいいじゃない!」って思いたいからじゃないかね。実際はhydeだろうが敦司だろうが、普段の生活ではフツーに男の思考回路だろうとわかってはいるんだけどもね。
まあ、一言で言うと「なんだよー!女(私)を除けものにすんなよお!」っていう心理なだけちゃうんか、って気がしないでもない(笑)
男ばっかりの家族で育ったせいで、どうも僻みっぽいのかもしれん、そこらへん。キャッチボールしている兄弟をうらやましく眺めているのに、「女の子はこっち」ってお家の中を指さされているような、そんな疎外感。
これで真性フェミニストだったり、本当に深刻な性同一性障害だったり、そうだったらむしろことは簡単だったんだろうけども(私はそうであったらたぶん、何の迷いもなく性転換してしまうので)残念ながら私は違う。だからややこしいなと思うんだけど、私にとっては、『やおい脳』っていう、魔法の濾過機が備わっていて良かったわ!と自分で思ったりしてます。
そういえば、好きなブログさんでよく扱われているテーマなので、最近よく「非モテ」って名乗っている人たちの言説を読むことがあるんですが、そういう人たちはやたらと「女は楽でいいな」とか「今の社会は女ばかり優遇されている」とか仰っているんですよね。
最初は、そういうの読むたびに「そ、そーかあ?実際女もかなり大変だけどなー、私なんかできれば男に産まれたかったと思ったりするぞー」などと思っていたのですが、もしかしてそういうことを言う非モテな男性たちってのもさ、実際は男性であるにも関わらず、本音を言うと、マッチョイズムとかホモソーシャルな世界が苦手で、男であることがつらいと感じているんじゃないだろか、と最近思えてきた。
「女になりたい」とは、(それこそ男のプライドにかけて)口が裂けても言えないんだろうし、実際単に体を女性化したいわけじゃなかったり男性を好きになったりする人種ではないから、自分では気がつかないのかもしれないけど、どこかで「男であることがつらい、やめたい」と思っているんじゃないだろうかって。
本当はおれ、国や会社のために命かけて闘ったりしたくないんだよー、女と子供を守って闘ったりしたくないよー、妻子を養うためにリゲイン飲んで24時間働きたくなんかないよー、ぶっちゃけ、むしろおれが守られたいんだよー!!っていう。そういう心の叫びじゃなかろーか。(『乙男-オトメン』だな)
だとしたら、逆にとても気持ちはわかるし、そういう感情を自分で否定することはないんじゃないだろうかと思うんですよ。
本当は、そう珍しい感情じゃないと思うんだ。だって、今の世の中ってそのくらい、不安定で複雑で、自己喪失しやすい状勢じゃない。老若男女、みーんなそれぞれ大変なんだって。たぶんね。
立派な会社で役員やっている団塊の世代なお父さんでも、もしかしたら「ああ、hy子ちゃんみたいなカワイコちゃんに生まれたかったわあ」とか、こっそり心の隅で思っているかもしれないじゃん。
で、ね。
男にしろ女にしろ、そういう現実の性差社会がきっついなあと感じている人たちが、もし『やおい』な視点を持てたら、今よりきっと楽になるのにねー、と思ったりするんですけど、どうでしょう。
やー、ふざけて言っているんじゃなくて。
やおいな世界ってのは、男であることも、女であることも強制されない、誰からも強くあれとも弱くあれとも強いられない、好きなだけ甘えても甘やかしてもいい、そんな癒しの楽園なんだってば。
本当に精神衛生上とてもいいもんだよ、『やおい』なぬるま湯って。
えーとえーと、だんだん何が言いたかったのかよくわからなくなってきたけども、要するにだ。
私だって、アンディ・ガルシアとマフィアな世界で男同士の熱い闘いを繰り広げたいよーう。
そーいうことだよね(笑)
主人公のルークは希代の助けてちゃんですから。
「ベン助けて!」「レイア助けて!」「父さん助けて!」だけで最後まで乗り切ってしまったという、ジェダイ史上最強の助けてフォースを持つ男ですから。
アナキンが息子と同じくらい助けてちゃんだったら、オビも絶対ほだされて、彼はダークサイドに堕ちることもなかったろーにのう……。
いや、話が逸れた。
まあだから、私はもしエピソード1から入っていたら、たぶんここまで人生どっぷりSWにははまっていなかったんじゃないかなーと。やー、どっちにしろアナキンカッコいい!師弟萌え!とかは言っていただろうけど(笑)
男が親友のために命を賭けたり、仲間のためにプライドをかなぐり捨てて土下座したり、おやかたさまの仇を倒すため全員で討ち入りしたり、なんかそういう映画はねえ、やっぱ基本的に男のためのものだと思う。少なくとも私のためのものじゃあないな(笑)もちろん、そういうのが大好きな女性もいるだろうけども。
私は、そういう世界を素で見ると、つい自分の中の女な人格がシラーっと醒めてしまいそうになったり、反発を覚えてしまいそうになったりするんです。
だからたぶん、視点をずらして腐萌えして観るくせがついているのではないかのー。
腐女子嫌いな方から見ると、なんで腐女子ってのはいちいち男の友情を変な目で見るんだよ!とか、なんで女って何もかも恋愛に変換しないと理解できないの?って感じで腹立つ習性なんだろうけども、そこらへんは、男性には、いや、やおらーじゃない人たちには、理解できない複雑な歪みがあるんだよ、たぶん(笑)
生きている限り、現実ではどこかでそんな歪みを抑えて、折り合いをつけて暮らしていかなきゃいけないでしょう?だからせめて架空の幻想を求めるんじゃないだろうか。
私が、美少女な男が好きなのも、「どこかにそういうマッチョな性格じゃない男がいてもいいじゃない!」って思いたいからじゃないかね。実際はhydeだろうが敦司だろうが、普段の生活ではフツーに男の思考回路だろうとわかってはいるんだけどもね。
まあ、一言で言うと「なんだよー!女(私)を除けものにすんなよお!」っていう心理なだけちゃうんか、って気がしないでもない(笑)
男ばっかりの家族で育ったせいで、どうも僻みっぽいのかもしれん、そこらへん。キャッチボールしている兄弟をうらやましく眺めているのに、「女の子はこっち」ってお家の中を指さされているような、そんな疎外感。
これで真性フェミニストだったり、本当に深刻な性同一性障害だったり、そうだったらむしろことは簡単だったんだろうけども(私はそうであったらたぶん、何の迷いもなく性転換してしまうので)残念ながら私は違う。だからややこしいなと思うんだけど、私にとっては、『やおい脳』っていう、魔法の濾過機が備わっていて良かったわ!と自分で思ったりしてます。
そういえば、好きなブログさんでよく扱われているテーマなので、最近よく「非モテ」って名乗っている人たちの言説を読むことがあるんですが、そういう人たちはやたらと「女は楽でいいな」とか「今の社会は女ばかり優遇されている」とか仰っているんですよね。
最初は、そういうの読むたびに「そ、そーかあ?実際女もかなり大変だけどなー、私なんかできれば男に産まれたかったと思ったりするぞー」などと思っていたのですが、もしかしてそういうことを言う非モテな男性たちってのもさ、実際は男性であるにも関わらず、本音を言うと、マッチョイズムとかホモソーシャルな世界が苦手で、男であることがつらいと感じているんじゃないだろか、と最近思えてきた。
「女になりたい」とは、(それこそ男のプライドにかけて)口が裂けても言えないんだろうし、実際単に体を女性化したいわけじゃなかったり男性を好きになったりする人種ではないから、自分では気がつかないのかもしれないけど、どこかで「男であることがつらい、やめたい」と思っているんじゃないだろうかって。
本当はおれ、国や会社のために命かけて闘ったりしたくないんだよー、女と子供を守って闘ったりしたくないよー、妻子を養うためにリゲイン飲んで24時間働きたくなんかないよー、ぶっちゃけ、むしろおれが守られたいんだよー!!っていう。そういう心の叫びじゃなかろーか。(『乙男-オトメン』だな)
だとしたら、逆にとても気持ちはわかるし、そういう感情を自分で否定することはないんじゃないだろうかと思うんですよ。
本当は、そう珍しい感情じゃないと思うんだ。だって、今の世の中ってそのくらい、不安定で複雑で、自己喪失しやすい状勢じゃない。老若男女、みーんなそれぞれ大変なんだって。たぶんね。
立派な会社で役員やっている団塊の世代なお父さんでも、もしかしたら「ああ、hy子ちゃんみたいなカワイコちゃんに生まれたかったわあ」とか、こっそり心の隅で思っているかもしれないじゃん。
で、ね。
男にしろ女にしろ、そういう現実の性差社会がきっついなあと感じている人たちが、もし『やおい』な視点を持てたら、今よりきっと楽になるのにねー、と思ったりするんですけど、どうでしょう。
やー、ふざけて言っているんじゃなくて。
やおいな世界ってのは、男であることも、女であることも強制されない、誰からも強くあれとも弱くあれとも強いられない、好きなだけ甘えても甘やかしてもいい、そんな癒しの楽園なんだってば。
本当に精神衛生上とてもいいもんだよ、『やおい』なぬるま湯って。
えーとえーと、だんだん何が言いたかったのかよくわからなくなってきたけども、要するにだ。
私だって、アンディ・ガルシアとマフィアな世界で男同士の熱い闘いを繰り広げたいよーう。
そーいうことだよね(笑)



